こんにちは。
現在『インテリアコーディネーター2次試験対策 無料セミナー』を担当しています
出版事業部の山路です。
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セミナーでは昨年の試験問題を取り上げ、
その要点の解説のほか、
近年の傾向、
2次試験での減点ポイント、
解答するにあたってのセオリー等を
お伝えします。
特に、昨年以前に受験された方で、
「どこが合否を分けたのだろう?」
「ここを直せば受かるのかな?」
などと、もしお悩みなら、
このセミナーで解決できます。
それから例えば、
『今年から使える色鉛筆の数が増えた』
ことはご存知ですか?
色数が12色から18色に増えたのです。
今年は特に「着彩表現」に注目が集まる
かもしれません。
(他の根拠として、昨年の問題文中にも
色彩計画に関わる記述が散見されました)
ですから今日は、
『色鉛筆で綺麗に塗るポイント』
を簡単にご紹介したいと思います。
色鉛筆で綺麗に塗るための3つのポイント
3ステップに分けてお話しします。
まず、ポイントその1。
『色鉛筆で線を描かない』
実はこれが一番重要かもしれません。
色鉛筆は面を塗るものであって、
線を描くものではありません。
この試験においては、それが
綺麗に見せるポイントです。
例えば、毎年受験者の何割かの方は、
フローリング線を色鉛筆で描きます。
これはあまりオススメできません。
理由はいくつかあります。
一つは、
フローリング線は実際に上から見える
「見え掛かり線」であること。
製図ですから、見え掛かり線は
製図用シャーペンで描きます。
そして、
色鉛筆は製図用シャーペンのように
芯の太さが一定でなく(根元は太い)、
また、柔らかく、定着率もまばらで
安定した一本の線が描けません。
さらに、
万が一、フローリング間隔を間違えた
ときなどに、シャーペンの芯のように
すんなりと消えてはくれません。
ですから、フローリング線などを
色鉛筆で「描く」のは止めてください。
また、同様に、
例えば平面図で机の天板を塗るときに、
最初に「はみ出し防止線で縁取る」
のも、濃い線だと危険です。
最悪の場合、
せっかく時間をかけて丁寧に描いた
シャーペンの線を、フリーハンドの線に
変換してしまうことになります。
これは、大減点になるおそれがあります。
鉛筆は「立てて強く描く」ほど線になり、
「寝かせて弱く描く」ほど面になります。
次に、ポイント2は、
『斜め・横・縦を使い分ける』
ことです。
このうち、基本となるのは「斜め」で、
この塗り方(ストローク、タッチ、
調子などとも言います)は最も楽に
広い範囲を塗ることができます。
手首を支点にすると、少し極端ですが
右のように曲線になりがちなので、
肘や肩から動かすようなイメージです。
「横」は床や天井などの水平面、
「縦」は壁などの垂直面で主役にします。
床に落ちる影を描くときも「横」です。
上の図、端部の塗り残しが雑、ですよね?
ですので、最後のポイント3は、
『縁(ふち)を際立たせる』
です。
先ほど「はみ出し防止線で縁取る」ことは
しないでください、と書きましたが、
はみ出し防止線が最終的に、線ではなく、
面の一部になり、消えれば良いのです。
手順は一例ですが、下のようになります。
最初は斜めに広く塗り、
その後で縦、横(順不同)で、
縁の際から塗っています。
最後に縁の方を濃いめにしています。
はみ出しを最小限に抑えつつ、
縁部分の塗り残しを無くすことで、
図形が明確になり、
全体も引き締まります。
簡単ではありますが、
色鉛筆のポイントは以上です。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
是非、次回5月30日(水)の
セミナーでお会いしましょう。
その際に、「このブログを見た」と
お伝えいただければ、
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