2017年3月

8 件

こんにちは。

HIPS事務局の中山です。

 

 

先日からお伝えしております

「リフォーム&リノベーション

インテリアコーディネーター名鑑」

ですが、

 

昨日、ようやく印刷所に入稿いたしました。

 

昨年の11月から制作を始めて、

約5ヶ月の間、

ご掲載者との折衝や原稿のやりとり、

 

画像の補正や差し替え、

校正段階での細かい部分の修正など、

56名全員の原稿を魂を込めて

編集いたしました。

 

250ページを超える大作だけあって、

振り返ってみると

長い道のりだったと感じます。

 

あとまだ、最終の校正が

残っていますので、

無事に発行できるよう

 

最後まで気を抜かずに

がんばってまいります。

 

 

 

さて、ここからが本題ですが、

いまこのブログを

見ていただいているあなたは、

 

インテリアコーディネーターとして、

どのように働くことを望んでいますか?

 

普通は、住宅やインテリア関連の企業や

ショップに勤めるなど、

お給料をもらって働く形が

一般的だと思いますし、

 

実際、そういう方がほとんどだと

思います。

 

 

ところが、私が制作してる

「インテリアコーディネーター名鑑」に

ご掲載いただいている方々は、

ほとんどがフリーランスで働いています。

 

もちろん、みなさんも

最初からフリーだったわけではなく、

どこかの企業に勤めた後に起業して、

 

1人で、もしくはパートナーとともに

独立したという形が多いです。

 

このフリーランスになることを

選択するにいたった理由としては、

主に2つに分かれるようです。

 

 

ひとつは、もともと独立志向が強く、

企業である程度経験を積んだら、

いつかはフリーランスで働くことを

早いうちからイメージしていた方。

 

 

そしてもうひとつは、

家事や育児と両立させながら

働いていくために、

フリーランスを選択した方です。

 

 

フリーランスでいる一番のメリットは、

「自分の時間を自分の裁量で決められること」です。

 

フルタイムで企業に勤めながら、

子どもを育てていくのは

まだまだ難しい世の中。

 

子どもが急に熱を出したり、

幼稚園の送り迎えや各種行事など、

自分の都合で会社に迷惑を

かけるわけにはいかないし、

 

かといって、会社を優先して

子どもをかわいそうな目にも

合わせたくない。

 

 

フリーランスになれば、

家庭と仕事の両方を

どうバランスをとっていくかを

自分で決めることができます。

 

平日は夕方5時までしか

仕事の予定を入れないとか、

 

あらかじめ子どもの行事が

決まっていれば、

その日を避けて仕事を入れるとか、

 

自分が主体となって、

マネジメントできること。

 

 

これが、子育てをしながら働く女性が

フリーランスを選択する一番の理由です。

 

 

もちろん、仕事をとってきたり、

資材や業者の手配をやったり、

お客様との打ち合わせもすべて

自分でやらなければなりません。

 

仕事がなければ、収入はゼロです。

 

トラブルやクレームもすべて

自分が矢面に立って

解決しなければなりません。

 

 

とてもシビアな世界ですが、

どういった心構えで

仕事と向き合うべきなのか、

 

お客様に感謝されるとは

どういう行動から生まれるのか、

 

フリーランスで成功するための

思考、行動、ノウハウが

この本にはたくさん詰まっています。

 

 

エンドユーザー向けに作った本ですが、

インテリアコーディネーターを目指す方、

今現在インテリアコーディネーターとして

働いている方にとっても、

 

とても勉強になる本です。

 

 

あと3週間ほどで発売になりますので、

ぜひ手にとって読んでみてください。

 

 

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こんにちは。

HIPS事務局の中山です。

 

 

前回に引き続き、

「リフォーム&リノベーション

インテリアコーディネーター名鑑」

の編集ウラ話から、

 

みなさんのお役に立つネタを

お伝えいたします。

 

 

昨年、日本を訪れた外国人観光客が

なんと2,400万人を超えたことは

ご存知でしょうか?

 

 

HIPS東京校のある新宿も

毎日毎日たくさんの

外国人観光客であふれています。

 

 

大阪から東京に出張で訪れる

知り合いのビジネスマンからは、

東京のホテルはどこもいっぱいで

 

なかなか予約が取れないと

いつも嘆き節を聞かせれています。

 

 

観光客が増えたのはいいのですが、

彼らを受け入れる体制が

追いついていないんですね。

 

 

そこで出てきたのが「民泊」

 

個人の住宅を宿泊施設として

貸し出すというビジネスです。

 

 

今、ブームと言えるほど

この民泊が盛り上がっていまして、

いろんな業者が乗り込んできています。

 

 

古くて借り手がつかなくなった

住宅をリノベーションして、

民泊として再生させるという仕事。

 

 

今回のインテリアコーディネーター名鑑で

ご紹介する方々も、

かなりこの民泊の仕事が

舞い込んできているようです。

 

「案件が次々とやってきて、

とても追いつきません!」

 

こんな悲鳴にも似たようなことを

口にする方もいます。

 

 

もちろん、仕事がくるのは

それだけその方が

信頼されているということですが、

 

 

はっきり言ってこの分野では

インテリアコーディネーターが

絶対的に足りていません。

 

 

前回のブログでもお伝えしましたが、

この分野には建築士は

あまり手を出してきませんし。

 

間違いなく

インテリアコーディネーターのための

仕事だと断言できます。

 

 

建物の構造はあまりいじれない、

その代わり、内装や設備、

家具、照明を含む

トータルなコーディネートが

求められるのが

民泊リノベーション。

 

 

ちなみに、一口に外国人と言っても、

欧米圏やアジア圏など、

どの国の人を相手にするのかで、

その作り方も当然違ってきます。

 

 

ある程度数をこなしていくと、

ターゲットとする国の方に

好まれるようなコーディネートが

わかってくるそうです。

 

その国の暮らし方や嗜好、

色使いや、絵画などアート作品の

しつらえ方まで、

細かい部分の知識も

身についてきます。

 

 

すると、それがノウハウとなり

別の業者から声が掛かった時でも

自信を持ってプレゼンできるから、

 

ますます仕事が増えるという

いい循環がめぐってくるんですね。

 

 

この勢い、

2020年のオリンピックまでは

間違いないでしょう。

 

 

インテリアコーディネーターとしては

まだまだ忙しい日々が続きそうですね。

 

 


こんにちは。HIPS事務局の中山です。

 

 

私はいま、

「リフォーム&リノベーション

インテリアコーディネーター名鑑」

の編集を担当しています。

 

 

「インテリアコーディネーター名鑑」では

主にフリーランスで活躍する

インテリアコーディネーターたちを

紹介しています。

 

10年前からシリーズ化している

業界ではひそかに人気の本なのですが、

 

今回は記念すべき10号目、

タイトルにもある通り、

初めて「リフォーム&リノベーション」

にフォーカスした名鑑となりました。

 

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今月下旬の発刊に向けて、

編集作業がまさに山場を

迎えているところです。

 

 

実は今回のインテリアコーディネーター名鑑、

これまでで最多の56名の方に

掲載いただくことになりました。

 

過去の名鑑では38名が最高だったので、

今回大幅に増えたことになり、

この結果に最初は「なんで?」と

不思議に思っていました。

 

 

さて、その理由ですが、

みなさんの原稿の中に

その答えが書かれていました。

 

 

フリーランスで活躍している

インテリアコーディネーターは、

今仕事の8割以上が

リフォームとリノベーションに

シフトしていると書かれているんです。

 

 

その要因についても

お話を聞く機会があったのですが、

 

やはり、新築マンションの価格高騰が

大きいみたいです。

 

 

首都圏のマンション価格は

ここ5年ほどで20〜30%

上がっているようなのですが、

 

震災復興のために

建築資材の価格が上がり、

そこに職人さんの人手不足が重なったこと、

 

また、マンション用地の取得価格が

日銀の低金利政策の影響を受けて

5〜6年前から高騰し始めたことも

要因となっているようです。

 

 

たしかに、毎日ポストに投函される

マンションのチラシを見てみても、

以前なら4,000万円くらいだった

マンションが、

 

ほとんど同じ立地で

5,000万円を超えていたりします。

 

 

このような状況では、

サラリーマンには

手が届かなくなってきますし、

 

だったら中古を買って、

自分好みにリノベーションした方が

安上がりだという考えになるのも

わかる気がします。

 

住宅雑誌を見てみても、

必ずリノベーションの記事を

掲載していますし、

やはり世間の関心が

高いということなのでしょう。

 

 

今日のニュースにも流れていましたが、

大手のディベロッパーでも

リノベーション案件の争奪戦に

なっているみたいですね。

 

築14〜15年の中古のマンションを

リノベーションして、

付加価値をつけて販売する。

 

こういった仕事は基本、

建築士は関わらないので

 

まさにインテリアコーディネーターの

出番といったところです。

 

 

冒頭のインテリアコーディネーター名鑑に

掲載されているみなさんも、

今はこの分野でフル稼働しています。

 

 

これから

インテリアコーディネーターを目指す方も、

ぜひリノベーションについて

いろいろ調べてみてはいかがでしょう。

 

きっとチャンスが転がっていると思います。