こんにちは、HIPS事務局です。

 

 

これからインテリアコーディネーター試験に

挑戦しようと考えているあなた。

 

インテリアコーディネーター試験の難易度について、

どれくらい理解していますか?

 

 

もちろん、同じ試験でも

難しいと考えるか、易しいと考えるかは

人それぞれ。

 

また、大学の偏差値のように

一定のものさしがあるわけでもないので、

他の試験との比較もしづらいところです。

 

 

そこで、公表されているデータを参考として、

この試験の難易度を見ていきましょう。

 

 

●合格率で見た難易度

 

 

インテリアコーディネーター資格試験には、

1次試験と2次試験があります。

 

1次はマークシートによる学科試験、

2次はプレゼンテーション(製図)と

論文による実技試験です。

 

 

平成29年度の試験結果は以下の通り。

 

<1次試験>

受験者数:8,202名

合格者数:2,541名

合格率:31.0%

 

<2次試験>

受験者数:3,417名

合格者数:1,931名

合格率:56.5%

 

1次試験合格者数

 

1次試験の合格率が31.0%というのは

なかなか狭き門です。

 

 

ちなみに二級建築士の平成29年度合格率は、

学科(1次)試験:36.6%

製図(2次)試験:53.2%

となっています。

 

また、同じ(公社)インテリア産業協会が

実施しているキッチンスペシャリスト資格試験の

平成29年度合格率は、

学科試験:60.6%

実技試験:43.5%

となっています。

 

 

この2つの試験との合格率と比較すると、

インテリアコーディネーター試験の

1次試験合格率がいかに低いかがわかります。

 

 

数字だけではピンとこない方も多いと思いますので、

ここで、HIPSだけが持つ

とっておきのデータをお見せいたしますね。

 

 

私たちHIPSでは、

毎年1次試験の採点サービスを実施しており、

全国から3,000名以上のご利用があります。

 

これは、ある年の試験において、

その利用者の方々を得点順に並べたグラフです。

 

得点分布グラフ

 

いかがでしょうか?

 

これを見てみても、

合格するにはかなり上位に入らないと

いけないことがわかります。

 

 

合格率が30%ということは、

70%が不合格ということ。

 

 

よく、合格した人のブログなどで、

「未経験だけど、問題集や参考書だけで一発合格した」

みたいなことが書かれているのを

見たことはありませんか?

 

たしかに、そういう人がいるのは事実でしょう。

 

しかし、それはほんの一握りの人たちだけの話。

 

圧倒的多数の合格しなかった人たちは

そのことをブログとかに書いたりしませんから、

見えてこないだけのことです。

 

 

真剣に合格を目指しているのならば、

ぜひしっかりとした対策を立てて

試験にのぞんでいただきたいと思います。

 

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