こんにちは、HIPS事務局です。
以前にインテリアコーディネーター試験の難易度について
お伝えいたしました。
「インテリアコーディネーター試験の難易度はどれくらい?」
http://www.hips-school.jp/hips-license/?p=6136
この試験がどれくらい難しいのか、
おおよその検討がつけられたかと思います。
今回はその合格率がなぜこれほど低いのかについて
本当のところをお話しいたしますね。
インテリアコーディネーター1次試験の
ここ5年間の合格率は以下の通りです。
2017年(第35回) 31.0%
2016年(第34回) 30.7%
2015年(第33回) 29.2%
2014年(第32回) 29.7%
2013年(第31回) 31.0%
多少の前後はありますが、
基本的に30%前後で推移しています。
実はこの30%という数字ですが、
過去から見るとまだ高い方でして、
以前はしばらく25%前後の時代が続いていました。
70%以上が不合格となる試験は、
一部の難関国家資格をのぞけば
それほど多くはありませんので、
かなり低い合格率だといっていいでしょう。
実は、それにはれっきとした理由があります。
インテリアコーディネーターの業務は
一人で完結するものではなく、
他の業務と密接に絡み合ってくるのが特徴です。
例えば、建物の構造に絡む部分であれば、
建築士や施工管理技術者とのすり合わせが必要、
照明や電気設備に関する部分であれば、
電気工事業者とのすり合わせが必要、
窓周りに関する部分であれば、
縫製業者や取り付け業者とのすり合わせが必要、
水周りに関する部分であれば、
給排水設備業者とのすり合わせが必要といった具合に、
多くの関係者と密接に関わっていかなければ、
現場がストップしてしまうことにもなりかねません。
業務を円滑に進める上では、
60点や70点取れればOKというのではなく、
知識も意欲もコミュニケーション能力も
高いレベルで備わっている必要があります。
試験で合格するということは、
業務にあたる上で最低限のハードルを超えたわけですが、
実際には現場に出てから覚えることの方が
圧倒的に多いです。
常に努力を惜しまず、勉強をし続けられる人こそが
インテリアコーディネーターとして
ふさわしいといえるのであり、
だからこそ、合格者を絞り込んで
精鋭だけに資格を与えているわけです。
そのような試験だからこそ、
受験する側の私たちも真剣に向き合って
「何が何でも合格する!」という
強い気持ちが必要です。
そういう強い気持ちを持ち続けることができれば、
きっと合格を引き寄せることができますよ。
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