こんにちは、HIPS事務局です。
3月1日(金)にインテリアコーディネーター試験の結果が
(公社)インテリア産業協会のHPで公表されました。
平成30年度(第36回)インテリアコーディネーター資格試験の結果について
https://www.interior.or.jp/association/pdf/20190228-IC.pdf
前年度と変わっとところいえば、
1次試験の受験者数が増えたことでしょうか。
(前年 8,202名 → 今年 8,542名)
これまでしばらくの間
受験者数は減り続けていましたが、
今回は少し持ち直したようですね。
実は昨年8月のブログで
「模擬試験で企業や学校などの団体受験が増えています」
とお伝えいたしました。
やはりというか、この企業や学校単位でも受験者が増えたことが
全体の受験者数を押し上げた要因だと思われます。
2018年8月23日付のブログ記事はこちらです
http://www.hips-school.jp/hips-license/?m=20180823
ではなぜ、企業や学校が
このインテリアコーディネーター資格に
目をつけたかというと、
ずばり「リフォーム・リノベーション」です。
リフォームの市場はここのところずっと伸び続けていて、
これからも拡大が見込まれています。
業界の垣根を越えていろんな企業が参入してきていて、
最近では、大手家電量販店、マンション管理会社、
大手不動産ディベロッパー、ホームセンターなどが
目立つようになり、
ついには、引越し業者やクリーニング会社、
Amazonや楽天などのネット通販までが
リフォームを手がけるようになりました。
こういった企業は社員も多く、
また地方にも拠点を構えているので
うまくマーケットに参入できれば、
大きく売り上げを伸ばすことができます。
そして、リフォーム・リノベーションを手掛けるにあたって、
一番役に立つ資格がインテリアコーディネーターと見ているのです。
インテリアコーディネーターの試験範囲は幅広いので、
建築の構造以外にも、設備・家具・照明・内装材料・プレゼン方法など
リフォーム・リノベーションに必要な知識を学ぶことができます。
多くの社員が地方に散らばっているとすると、
一ヶ所に集めて研修を行うことなど不可能なので、
「合格」という成果がわかりやすい
資格試験を受けさせるのが手っ取り早いということ。
ただ、企業側が資格取得を後押ししても、
残念ながら合格率自体は厳しいのが現実のようです。
今回、インテリア産業協会が発表した資料によると、
1次試験の合格率は32.4%でした。
(2次試験は59.0%)
例年より1〜2%高かったようですが、
それでも3人に1人しか受からない試験なので
やる以上は本気で合格を目指さないとダメ。
いくら実務でいろいろ経験していても、
体系的にしっかりと勉強しないと合格はできません。
つまり、実務未経験者や初心者の方にも
十分合格できるチャンスがあるということです。
4月からは2019年度の試験に向けた対策講座が
全国のHIPS各校で開講になります。
2017年度一次試験合格率は78.3%を達成することができた
HIPSの合格ノウハウをぜひ受け取ってくださいね。